仮想化

仮想化ソフトの種類
・ホストOS型
 VMWare WorkStation, VMWare Fusion, Virtual PC

ネットワーク機能
1.ブリッジ
 ホストマシンが接続された物理ネットワークに、仮想マシンを直接つないだように動作する。
 物理マシンのNICを経由するが、外部から仮想マシンのIPに直接アクセス可能
2.NAT
 仮想マシンの仮想ネットワークアドレスを、ホストマシンが接続された物理ネットワークアドレスに変換して、動作する。
 ホストマシンには、仮想ネットワークに接続するための仮想NICが追加され、アドレス変換機能を持つ。
3.ホストオンリー
 仮想マシン同士のみ通信可能。


・ハイパーバイザ型
 VMWare ESX, Hyper-V, XenServer

ネットワーク機能
 仮想スイッチ or ソフトウェアスイッチ 形式
 これは、VLANに対応したL2スイッチ と同様の動きをする。

ソフトウェアの違い(ESX vs Xen,Hyper-V)
ESX
 仮想マシンはハイパーバイザで動作するデバイス・ドライバを通してNICなどのハードウェアにアクセスする。
Xen,Hyper-V
 管理用の仮想マシン(管理OS)を必ず一つかどうさせ、そこでデバイス・ドライバを動かす。
 他の仮想マシンは、このドライバを通してNICなどのハードウェアにアクセスする。

ゲストOSの種類
・準仮想化
 ゲストOSに手を加える・・・古いLinuxなど使えない場合あり
 手を加えた部分は直接、仮想化レイヤーに処理を依頼する分、負荷が低い
 準仮想化によって効率的に高速化できるI/FをVMIとして公開されている。

・完全仮想化
 ゲストOSに手を加えない
 仮想化レイヤーによって作られた、仮想ハードウェアを通してすべてを処理する。
 準仮想化に比べると遅い